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カラー剤のアレルギー物質とパッチテストの重要性について
アセンション
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なぜパッチテストが必要なのか

パッチテストをして安心ヘアカラーを探そう!

ほとんどの美容院がヘアカラー前にパッチテストをしませんが、初めて使うカラー剤は必ずパッチテストしなければならないと義務付けられています。

パッチテストをする事で、ヘアカラー剤によるアレルギー反応を防ぐことが出来ます。

以下カラー剤に含まれるアレルゲンと比較的に安全なヘアカラーについてです。

カラー剤成分とヘナについて

パッチテストの重要性

・大田区久が原で、アレルギー 敏感肌用美容室 アセンションを営んでいます。

私は幼少期よりアレルギー疾患に悩まされ、アトピー性皮膚炎や花粉症に特に苦しみました。

毎年春になると、目が真っ赤になってかゆくてすごく辛く、鼻水が止まらなくなって、呼吸も苦しくなります。

近くの病院にいっても原因がわからず、最後に大学病院に行き出た結果は春季性カタルという病名で春になるとおかしくなる病気と言われました。今でいう花粉症です。

その後、アトピー性皮膚炎も発症し辛い日々が続きました。

美容師になってからも手荒れに苦しみ、医者からは美容師やめないと治らないと言われました。

美容師を辞めたくないから相談したのですが、医者も治し方がわかりませんでした。

それから勉強して、自分で治そうと決意しました。

 

 

・毛染めによる皮膚障害

平成27年 消費者センターに多くの毛染めによる皮膚障害が報告され、調査が開始された。

・消費者安全調査委員会の報告

一般的なカラー剤の酸化染料はアレルギー性接触皮膚炎のアレルゲンとなりやすい成分含みます。アレルギー性接触皮膚炎を発症すると、重い症状になりやすいです。

必ずパッチテスト行い陽性の場合は使用を中止する、またはパッチテストが不要な染毛(化粧品)を使用する必要があります。

・カラー剤に使われている危険な成分4選

ヘアカラーがなぜ危険かというと、一般的なヘアカラーは1剤と2剤という2種類で構成されてます。

1剤の成分は酸化染料とアルカリ剤、2剤の成分は酸化剤です。この1剤と2剤を混ぜることで、酸化染料が発色する仕組みになっています。

そしてこの酸化染料や酸化剤に危険な成分が使われています。

危険な成分一つ目は 【パラフェニレンジアミン】 です。

パラフェニレンジアミンは酸化して発色すると黒褐色になるので、濃い色を作りやすくカラー剤には不可欠な成分とされています。白髪染めや茶系のヘアカラーに配合されています。

危険性としては、少量の接触や飛沫の吸入で皮膚炎やむくみ、結膜炎、鼻炎、気管支喘息など粘膜の障害を起こします。誤って飲んだり、なめたり、皮膚から体内に吸収されてしまうと、貧血、腎臓障害、全身の骨格筋細胞が壊れる横紋筋融解などの重篤な病気を引き起こします。

重度のアレルギー反応であるアナフィラキシーショックを起こす原因になる他、

発がん性認められ EUおいては2011年に全面禁止となりました。

パラフェニレンジアミンは、なんと毒性が農薬の約140倍もあるそうです。北里研究所病院臨床環境医学センター研究によると、市販のカラー剤3種類を通常髪に塗る濃度の1/100万~1/1000億にうすめて、乳がん細胞加えたところ、3種類のカラーリング剤 全てが乳がん細胞を増殖させたそうです。

また、動物実験ではメスのマウスにヘアカラーを塗る実験では、マウスの子宮全体が萎縮する現象が観測されたということです。

アメリカ国立ガン研空所の研究チームの調査では「髪を染めている女性はガンの一種であるリンパ腫にかかる危険性が50%も増す」と発表しています。

その他、(○○アミン)(アミン○○)のように、名前の一部にアミン、アミノが付くものには、パラフェニレンジアミンと同じような毒性があるので、注意が必要です。

危険な成分2つ目は 【アミノフェノール】です。 

アミノフェノールは、酸化反応によって発色・染毛することのできる成分です。

刺激性があり、吸入すると喘息や呼吸困難、接触するとアレルギー性皮膚炎を起こす危険性があり、生殖体や胎児に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

危険な成分3つ目は 【レゾルシン】です。

レゾルシンも様々な色を作ることができるので、非常に多くのヘアカラー・白髪染めに配合されてます。

防腐剤、殺菌剤、鎮痛剤、色素の製造に使用されている二価フェノールです。

また、殺菌作用があるため、クレンジングや頭皮ケア製品に使用されています。

危険性としては、皮膚や目に赤みや痛みが出たり、誤って飲んでしまった場合は、頭痛、吐き気、意識喪失などがあります。曝露の影響は遅れて現れることがあります。

危険な成分4つ目は 【過酸化水素】です。

過酸化水素は、カラー、ブリーチの2剤などに使われる酸化剤、漂白剤です。一般的な漂白剤の主成分としても広く使われており、高いブリーチ効果があるので日本人の特徴的な黒髪のメラニン色素もしっかりと脱色し、明るい色が入る下地作りを実現してくれますが、皮膚への刺激が強く、アレルギー障害や腎臓障害を引き起こす可能性が指摘されています。

過酸化水素が頭皮に残ると、皮脂が酸化し過酸化脂質に代わり、頭皮トラブルの原因になってしまうこともあります。また、過酸化水素は老化の原因ともいわれています。過酸化水素は人間の体内でも生成される活性酸素の一つです。老化を引き起こす有害物質であるものの、カタラーゼやグルタチオンぺルオキシターゼ等の

酵素の働きによって通常は分解、無毒化されるので自然生成される分には特に問題ありません。しかし、加齢に伴ってその分解力が弱まり、そこにヘアカラーや白髪染め等の外部からも大量の過酸化水素が流れ込めば、その処理が追い付かず、一気に老化してしまう事となります。

これが白髪が増える原因ともいわれています。白髪を隠したいと考えて髪を染めていたことが原因で逆に白髪を増やしてしまっている事を知ってもらいたいのです。

 

 

・比較的安全な染毛料

ヘナとは

インドや中近東などの熱帯地方に多く自生植物の事

ヘナを配合した天然原料の毛染めの総称を「ヘナ」と呼ぶことが多いです。

ヘナで髪が染まるのはそのヘナの葉にローソニアと呼ばれるオレンジ色の含んでいるからです。ローソニアはたんぱく質と結合する性質を持ち、ケラチンというたんぱく質が主成分である髪の毛や皮膚染めることができます。もちろん天然の草のためブリーチ作用はありませんので、黒髪は明るくはなりませんがタンパク質と結合して髪に色を付けるので、一度色を付けると長持ちします。

次にメリットとデメリットを上げていきます。

「ヘナのメリット」

髪を痛めない、ハリコシ、艶がでる

くせ毛が落ち着きやすくなる、などの効果があります。


「ヘナのデメリット」

カラーバリエーションが少ない、染め時間が長い

ヘナは毛染めとして考えると決して優れたものではありませんが、地肌や髪のことを考えたときにとても安心で優れたモノです。最近は市販のカラー剤でも天然ヘナと書いてあるものを見かけますが、染まりをよくするために少量の化学染料を混ぜたものもあります。染まりが早いとうたっているようなものは、ヘナ以外のモノが混ざっている可能性が高いので、注意が必要です。

また、天然染料100%のモノであっても花粉症があるように、その植物そのものにアレルギー反応を示す人もいますので、最初にするカラー剤はどのようなものでも必ずパッチテストを行ってからご使用下さい。

Access

久が原にある環境に配慮した美容室アセンションを利用される方はアクセス情報をご覧ください

概要

店舗名 アセンション
住所 東京都大田区久が原3-34-13コロラードマルワ104
電話番号 03-5748-8535
営業時間 平日・祝日・土日:10:00〜19:00 電話予約:10:00~17:00
定休日 毎週火曜日、第2第4月曜日
最寄り 久が原駅徒歩4分

アクセス

久が原で親しまれている美容室の詳しい所在地とアクセス方法を掲載します。アレルギーに悩まされた自身の経験から、肌や髪に優しい薬剤の使用にこだわってサービスを提供しております。敏感肌やアトピーにお悩みの方も、ぜひご利用ください。
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